ENGLISH →
10/APR/2025 update
VIDEO
VIDEO
VIDEO
よく自撮りしてるよなぁー、とは我ながら思うところではあるんですよ。絶対に滑りのパフォーマンスは落ちるわけですからね。それでも「撮るか!」と思い立って撮ってるのには理由があって、それは第一に映像から何かしらの気付きが得られるからですね。(ちなみにB-tele受講のお客さんには第二、第三の理由も述べるのですが、ここでは長くなってしまうため割愛いたします。) さてその気付きは今回もありましたよ。一番上の動画です。NTN。ステップ板。ちょっとひっつき気味な雪のコンディション。滑りだしてすぐに内足(←テレマークでは後ろ足とも呼ぶ)がふらつきだしてます。本人は滑りながらそのふらつきを目視することはできないのですが、感触としてそれは分かっています。「おかしいな?」と。その4度目か5度目にバチンと外れるわけですよ。その一連を、自撮りしてたおかげで動画で見ることができるわけです。言い方を変えると、見えなかったものを見ることが出来た、ということです。フフフ。その「見えなかったもの」。もしくは「見えていないもの問題」。ここからは考察です。果たして皆さんはご自身のスキーがどう動いているのかを見たことがありますか?もしくは実際にスキーの動きを目視しながら滑っていますか??僕に関して言えば残念ながらほぼほぼスキーは視界に入っておりません。見えないスキー板を想像しながら操作している・・が現実です。その操作といえばB-teleではブレーキ操作のことを意味します。僕は内足(もしくは後ろ足/もしくは山側の足)のスキー板のしかもテール部分を押すことでブレーキとしています。それは硬い斜面ではズラシになり、雪に厚みのあるPOWDERなどでは潜らせるに言葉が変わります。していることは一緒です。内足のテールを1→2→3→4と動かします(←下の落書きの図を見てください)。外足だったスキーが内足になる際の動きの半分を空中(air)で、残りの半分をブレーキ(brake)にと。1→2→3→4。これを落下しながら行うので、間延びしたブレーキの軌跡として雪上に現れるのがシュプールという訳です。オーバーに言ってしまえばこれは内足のテールの軌跡です。あくまで僕の場合ですけどね。。そしてそれを想像したうえで上の二つの動画を見てください。自撮りはシュプールが見えるように正面から撮っています。シュプールは内足のテールで描いている、と見て見えなくもないですよね。1→2→3→4と動かしているのが分かると思います。1→2→3→4と脚を伸ばしています。この伸ばす動きがローカットブーツではしやすいのですが、NTNだと難しい。作用点がローカットブーツとはズレる。これがNTNで内足がふらついた原因です。スキーは実は目視出来ないところで操作をしています。特に僕の場合は内足のテールですので、まさに背後。バックサイドでしていることなんですね。。ダウンヒルのブレーキ操作を正面ではなく背後でしている。なんだか面白くないですか(笑)??まぁ実際にしていることなんですが・・。 2025年4月8日
VIDEO
アルペンスキーで言うところの「小回り」であるとか「大回り」・・はスキーヤーにとって・・日本人のスキーヤー・・もしくはインストラクターにとっては特段不可思議に思うようなところのない、普通に使っている言い回し(言葉)なんだろうな、と僕は思っています。「short
radius turn」「long radius turn」。Google翻訳にかけたところそれぞれが「短半径旋回」「長半径旋回」と。なるーー。いずれにしろ小回りにしても大回りにしても、『自分から』(←ここが大事!)「小回りしよう」「大回りしよう」と意図してターン表現しているのではなかろうかしら?と僕はその用語を使う人を見て推察しておるわけなのですよ。「次は小回りしてみよう!」「今度は大きく回ってみよう!」。これがTHEアルペンスキーなのかも。。もしかしたらアルペンスキーをベースにしたテレマークスキーでも同じなのかもしれませんね。テレマークターンで小回りしてみよう!次はテレマークターンで大回りしよう!なるーー。確かにそんなとこあるかも。。一方で今動画でしていることはB-teleです。これを先述の観点からすると「小回り」に分類されるのでしょう。見た目で。おそらくはね。しかしながら決定的に違っているのは・・あくまで僕の内の話ですが・・自ずから意図して、もしくはしようとしてショートリズムになっているのではありません(←ここ大事!)。言うなればほぼオートマチック。もしくは受動的。斜度と落下の力に任せたら自然こうなった。。割と急な斜面なのでこうなった。急な斜面、左右交互にブレーキかけてたら小回りチックになっている。これが現実です。板がくるんと速いスピード回る仕組みは「捻り」と「溜まった力」と「真っすぐな回転軸」です。つまりはブレーキと回転軸。回転軸を真っすぐに出来るのはヒールフリー、もしくはローカットブーツのできることの特徴でしたよね(←B-tele参照 )。しようとしてする小回りがアルペンスキーならば、一方で斜度が勝手に小回り化してくれるのがテレマーク。もしそうであるならばテレマークって急斜面にスーパー便利だと思いませんか??
VIDEO
VIDEO
僕は腕を上げない。肘を前に出さない。肘がカクカクしない。なぜか?それは肩を前に出していないからです。前述の姿は肩を前に出すと(被せると)現れる特徴です。割と頑張ってターンしている人・・これはテレマークでもアルペンでも共通・・に見られるシルエットってこうではないですかね?そして顔も前に出てますよね。ではなぜ肩や顔を前に出すのか?それは腰やお尻が後ろに下がる事に対しての、重さのバランスをとろうとしたその結果です。ではどうして腰やお尻が後ろに下がるのか。足首の動かないブーツや踵の固定されたシステム・・いわゆるここ数十年のアルペンスキーのことですよね・・それで小さくなると腰が後ろに移動していくんですよ。だから対抗で肩を前に被せ、手を前に出し、少しでも後ろに引っ張られないように・・とそのような努力を。ではそもそもどうして小さくなるのでしょうか?それは「膝を曲げながら荷重をする」といったことをするからだと思われます(たぶんね)。正直、僕はこの動作については説明することができません。意味不明ゆえ。だから僕はしません。ゆえにここではスルーさせてください。一方で動画の僕も小さくはなっています。動画冒頭、ゲレンデにあるウェーブを乗り越えています。頂上で小さくなっていますよね。でも肩も前に出ないし手も動いていないし上半身は突っ立ったまま。なぜか?それは膝が前に出るから です。どうして膝が前に出る?それはスネの長さに対してローカットのブーツ(T4)なので足首が動くから 。もしくはテレマークゆえ踵が上がるから 。膝が前に出ることで腰やお尻の真下に足をキープ出来ます。小さくなった時に上半身-腰/お尻-足のラインが真っすぐ直線 。これ、アルペンじゃ無理なんですよ。つまりはアルペンは膝が前に出ない 。ゆえに上で説明したようなシルエットに。ちなみに小さくなるのは圧を受け止めるためであり、決して荷重するためではありません。まるで反対ですね。小さくなった時はラインを真っすぐにできますのでこのタイミングを回転軸として使います。だから僕はくるりんと回れます。上半身突っ立ったまま。そして肘張らず。顔前に出さず。板をたわませる圧力は関節を伸ばすことで調整します。これがB-teleです。一方でテレマークはその足の前後差が特徴である、としながらもやってることはアルペンと一緒〜というのが僕が言うA-teleです。どちらでも好みの方を。
「Walk on your ski,not on snow」。NZでクロスカントリースキーのインストラクターの資格を習得した際に、ノルウェイの方からいただいた言葉です。「スキーの板の上を靴で歩くんだよ。スキーで雪の上を歩くのではないんだよ」。ショック!!なるほど!!と感心した瞬間を今でも思い出せます。硬いアスファルトの上なら酔っぱらってたって歩けるじゃないですか?スニーカーで硬いアスファルトの上を歩くのと、靴底の良く曲がるクラシカルのブーツで硬いスキーの板の表面を歩くのが、これは一緒のことであると。凄いな、この発想。普段我々は靴底で地面の硬い柔らかいを感じています。そこでクロスカントリースキーにビィンディングはなぜ必要か?それはどれだけ歩いたっていつも靴底は硬い板の上にある、いつも靴底で硬さを感じられるため、なんですね。だから歩きやすい。日常と変わらない。だから景色をながめながら、そして隣の人と話しながらも歩けるんだよー、というわけです。凄い・・スバラシイ!一方で「道具はは身体の一部」。日本でなら聞きそうですよね。この場合の境界の線引きはスキーと雪面の間です。ノルウェイの方に教えてもらった境界線は靴底とビィンデング(またはスキー)の間。長距離移動の手段としてのスキーをはぐくんできた歴史、じぃ〜〜〜〜んと感じた次第でありました。
さてスピードコントロールについて話します。コースを走る例えばXCスキーは、自ら頑張って出力することでスピードを上げ、スピードダウンにはブレーキの操作を必要としますよね。車に例えるならそれはアクセルとブレーキでしょうか。自転車ならペダリングとブレーキ。さて、それではダウンヒルスキーについて考えてみます。スピードアップはどうやって?またはスピードダウンはどうやって?解はこう。スピードダウンは上記と同様にブレーキを掛けることで行います。違いは次です。スピードアップは掛けていたブレーキをリリースすることで行われます。つまりは、スピードダウンがブレーキの操作であれば、スピードアップもまたブレーキの操作なんですね。結局はどちらもブレーキの操作なり。これ、ご存知でしたかね??ダウンヒルスキーで大事なことはいかにスピードをコントロールできるかですよー、とはよく言われるわけですが、これ、つまりはブレーキの操作をいかに上手に行うか〜ということとイコールなんですね。僕が「スキーはブレーキよー」って言う理由がここにあるわけです。
VIDEO
問い:「テレマークターンって何ですか?」。答え:「同じ部族であることを示すための証(あかし)、もしくは入れ墨のようなもの」。んー。。テレマークの道具で雪の上に立ったらば、まずは足を前後に開いてみます。大丈夫。同じ部族です。あとはダウンヒルしてる最中に、この型をビシ〜ッと決めることができればポイントUP!部族間の中でのヒエラルキーが上がります。そして、道具がテレマークならばテレマークターンが当たり前〜、といった思い込みの消えがたいことをもってこれを「入れ墨」と表現した次第。そして「又は稽古における作法、か」と継投。「テレマークターンは作法です!」と言われて、「んーー、たしかにな・・」は日本人にしか通用しませんが、現状からさほど的外れにはなっていないものと。「作法かぁー、なるほどー」、ありませんかね?「稽古」についてはAI(エーアイ)の解答がふるっておりました(←検索はこれからはAIね)。さて長くならぬよう総括を。テレマークターンは、基本的にあの格好をしよう!という意図があって表現されるものであります。何も知らない子供が履いて自然発生的に見える姿ではありません。その点をもってしてまた「お稽古」というワードがパワフルフィット。上手下手も作法の幕の内。。あと、テレマークスキーをしている人はテレマークターンをしている人に自然と目が向きます。「あ、テレマーク発見!」と。と同時に(僕であれば)嬉しい感じが先立ちます。ラッキ〜!みたいなね。プラスの感情〜♪。一方で、テレマークの道具でアルペンターンに終始している人を見つけた場合にはなんだかこぉ・・悲しいような残念なような・・そんなマイナス向きなものを覚えてしまいます。それが決して上手/下手といった理由からではないんですよね。この感情の源泉はやはり「同じ部族なのに・・」といったところからなんでしょうねぇ・・。僕もA-tele人生長かったし。。 さて次回は「B-teleはテレマークターンなんですか?」につづき・・ます/ません。
VIDEO
「テレマークスキーって何?」に対する正確な・・というか正解・・妥当な・・まぁまぁ良しな解答ってなんだろね?というのをブツブツと考えながらの朝ジョグしておりました。そもそも歩きながら〜とか自転車乗りながら〜で何かを考え続けるということが子供の頃から好きでした(←赤毛のアンか!?)。同じ案件を椅子に座って考え続けてるよりも建設的な方向、又はスリムになるイメージが今もってあるんです。さて、テレマークスキーってどう説明する?まずはビジュアル。そして特徴。できること。自分が関わってきた時間。現在の状況。をまとめたところ次のようになりました。「ヒールフリーのジャンルの中でダウンヒルに向けて進化してきたもの。そして現在はNTNに至る」。んー、思いのほかスッキリね。ジョグ効果?『先頭の文章は簡潔に。以降から説明を』といったパターンです。さて文中、ヒールフリーのジャンルとは?例えばそれはスノーシュー/クロスカントリースキー/BCクロカン/XPLORE/75mm革/75oプラ/NTN・・etc。要は道具の名前。その道具の中で、特にダウンヒルに向かって進化してきたのがテレマークだよーと述べてます。僕が始めたころのテレマークと言えば革靴でした。そして登場した途端にあれよあれよと全盛プラブーツ。75mm規格。そして今に至る新しい規格がNTN。この30年間の変遷の中にいた者として、この(道具の)変化をざっくりと述べるに「ハード化の一本道だったなぁー」が正直なところ。しかしながら今からテレマークを始める人にとっては現状が最初のテレマーク。彼らにとっては「ハードになったなー」も何も無いわけです。アルペンスキーと同じ場所でするテレマークスキー。ダウンヒルだぜテレマークスキー。証左・・と言う訳でもないのですが、もう数年前よりロテフェラー社のHP上、3pinビィンディングはテレマークのページにはありません。バックカントリーに移動しています。BCクロカン/XPLORE/3ピンがバックカントリーカテゴリー。そしてNTNがテレマーク。んー、これを見るにつけ、いよいようちがテレマークスキースクールでよいのかしら??はたまた看板の「楽ちんテレマーク」って再考すべきなんじゃない?といった具合、そぞろなるキモチの今日この頃なのでありました。。この調子で次回「テレマークターンとは?」に続きます(←大丈夫か・・?)。
スキーが上手、って具体的には何だろね?僕の場合の着眼は次の三つ。一つは「速いこと」。一つは「急斜面を滑り降りれること」。そして最後に「静かであること」。この三つの要素が合致している人を、僕は「スキーが上手〜」と判断してるようです。要素の中に「ターン」はどこにも出てこなくって、そこに関してはテレマークも同様。つまりは、「スキーの上手下手」と「ターンの上手下手」は別枠っこ。あくまで僕の場合はね。
スキーはターン弧を連続して描くものだ、と思ってらっしゃる方は多いと思います。しかしながら、こういったアイディアもあるわけです。スキーはブレーキと方向転換の組み合わせですよ〜、と。実際にtelehiroがYouTube上で滑っているのがそれ。さてブレーキについてはターン弧で操作するものではなくて、スロープに描くバナナシェイプで操作します。硬い斜面にバナナをえがくことを「ズラス」と言います。またdeep snowに描くことを「潜らせる」と言います。ズラスも潜らせるも主にインサイドスキーのアウトエッジ、しかもスキーの後ろ半分の部分でバナナを描きます。ブレーキ操作はインサイドスキーのほうが使いやすく、アウトサイドスキーではありません。そして方向転換には3種類を用意します。一つは静止した状態からするキックターンです。二つ目からは動きながらするウェッジターン。そして三つ目がくるんと回る空中です。このスピンに関してはヒールフリーシステムであったり、またはローカフブーツゆえ可能になる恩恵です。空中スピンはアルパインスキーでは不可能につき、小さくしても小回りといったターン弧のものになってしまいます。まとめます。あなたが練習すべきはブレーキパートで「skidding」と「burying」の二つ。しかしながら実は動かし方が完全に一緒なので実際には一つです。「skidding=burying」。方向転換パートは「kick turn」「wedge turn」「aerial spin」の三つです。これであなたはゲレンデではもちろん、山の稜線よりスキーして降りてくることが可能になります。雪のコンディションにも左右されず。笑顔でね。
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
スキーはターンだよー、というのがA。スキーはまずはブレーキ操作でしょ、というのがB。ターンにブレーキが含まれてしまうのがA。独立したブレーキ操作と方向転換の組み合わせだ、というのがB。ブレーキが効いてくるのを待って次のターンに入るのがA。ブレーキをターンに関係なく操作できるので待つ必要のないのがB。ゆえにターン弧が大きくなる傾向にあるA。小さくも大きくもどちらでもできるB。急斜面が大変なのがA。ブレーキ操作は緩斜面より急斜面の方がしやすい、というのがB。板に体重を乗せるのがA。板を押したり引いたりがB。以上ここまではアルペンスキーもテレマークも共通。テレマークにおいてがA-teleとB-teleと。A-teleはテレマークスタンス崇拝。もしくはコスプレイ。。B-teleは道具のアドバンテージに着眼。つまりはヒールフリーであること、もしくはローカフブーツであることに。A-teleの見せ場がターン後半部分の独特のテレマークスタンスであるのに対して、Bの見せ場はトランジションのほんの一瞬と、あとに続く控えめなブレーキング操作です。A-teleは大胆な動きがカッコイイ。そして一方でのB-teleの静かな動きもまたカッコイイ。ただ、複雑なコンディションの山の中を滑るのであれば、僕はB-teleモードで降りてきます。
center of mass から始めましょうか。ここで言うcenter of massとは骨格(骨組み)の中心であることを意味します(←重心ではない)。揺らしてみて一番揺れないところ。おそらくは肺の下、みぞおちの当たりであろうと想定します。ここから同距離の関節は対の関係で同じような動きをします。まぁそうだと想像してみてください。例えば肩の骨と骨盤。例えば肘と膝。例えば手首と足首。肘と膝を同時に曲げるのは簡単ですが、肘を曲げる一方で膝を伸ばす動きは一瞬戸惑いを生じます。また、center
of massに近い骨のブロックは大きくて、そこから離れるに従い細く、小さく、そして細かくなっていきます。まつわる筋肉や筋、腱の量も同様です。身体の中心部には数の少ない大きな骨と大きな筋肉が。身体の端には多数の細かな骨と多数の腱が。ホワイトボードにこの図を描き、次に僕はこう言います。パワーの出どころは身体の中心部分からにしましょう。しかし問題があって、中心部分の大塊の骨や筋肉は馬鹿なんです。力はあるけど馬鹿。一方で、数多くの関節や細かな骨の集合体である足や手は、大きな力は出せないけれでも、器用でスマートなんですと。これが身体の中心部と端っこの関係性です。ゆえに!状況を探り、知覚してするのは手や足の役目とし、力を出すのは身体の中心の骨や筋肉の役目とします。なんとなくでもイメージできますかね?ここからはもう一段踏み込みます。スキーを上達しようとするときに、あらゆる着眼点があるとは思うのですが、例えば腰の向きであるとか肩であるとかに着眼するのは有効な方法とは言えません。理由は腰も肩も馬鹿だからです。自身で認識しずらい部位なんですね。ゆえにインストラクターに指摘されたとしても即座には修正ができません。そもそも無理なんです。どちらかというとその部位を指摘するインストラクターの側に問題があると僕は思っています。さて一方で、手や足に関してはどうでしょう。「人差し指あげて〜」全員即座に同じ動作となるでしょう。これがスマートであるということです。さてそろそろ結論です。ダウンヒルスキーには大きな力が必要です。その力は身体の中心部分からひねり出します。筋肉、というよりは骨格の動きから出力できればより継続的でしょう。そこで陥りやすいミスが、身体の中心部分に着眼し、直接的に且つ意識的に動かそうとすることです。これは難しい作業です。正解は、出力のスイッチや目盛りを手や足に持つです。スマートな手や足に着眼し、指揮とし、中心よりの出力をコントロールする。これが僕のB-teleです。具体的には足周りの動かし方に着眼するのですが、日本語で「CHU♪」と表しています。残念ながらこれに関しては対面でしか表現できないのです。 。
VIDEO
VIDEO
テレマークスキーヤーはテクニックについて語ることが苦手なようです。なぜか?僕には一つの仮説があります。それは、目指すべきスキーのゴールが無いから、という仮説。さて、テレマークスキーを始めた人の目標とするゴールとは何でしょう?ではゴールとまでは言わず、当面の達成目標と言ったら何でしょう?おそらくそれは、テレマークポジションによる安定したテレマークターンの完成ではないでしょうか。あの足を前後に開いたね。そして、その当面のゴールが案外と行き止まりのゴールであったりして・・そして十年以上経った今でもそこからさほど成長はしていない。。そんなあなたはこう言われるとどう反応しますかね?「あなたはテレマークポジションを演じてきただけではないですか?」そして実のところ、うっすらと気付いているのではないでしょうか?スキーのゴールと演じることのゴールが一緒ではない、、ということを。もし、足を前後に開いたあの滑り方がスキーのゴールと同じライン上にあるのならば、彼らは堂々と技術論を交わすことができるでしょう。現実はどうでしょう。演じることに努力している人が50%。残りのその段階を終えた人の半分がアルペンスキーの力強さに近づけようと奮闘し、半分の人が弱めな道具でまた演じ始めている。僕の見方です。YouTubeを含めてね。 さて、ではそんなスキーのゴールとはいったい何でしょう?それはおそらくこう説明することができるかもしれません。「道具の持つ利点を発揮させた先にあるもの」、と。しっかりと固定され、ハイカットなアルペンブーツのアルペンスキーが到達するゴールがあります。また一方ではヒールフリーなシステムのテレマークスキーの到達するゴールがあります。軽快なXCDにもあるでしょう。そのゴールに近い周囲を、キャッチーなone word で表現できたらば・・と僕は考えてまいりました。まずは聞いてください。アルペンスキーに関しては「強さ」「暴力性」です。テレマークに関しては「器用さ」「柔らかさ」です。もしこれを現実としたならば、それはなんてステキな住み分けなんだろう、とは思いませんか?そしてテレマークスキーをアルペンスキーに近づけようとすることがいかに愚挙であるか、ということも。さらにもう一つ。テレマークに関しては、足を前後に開くことは、道具の特性として可能であり、さもアイコンでありマストのように思われておりますが、残念ながらダウンヒルにおいては利点にはなりえません。なりません。。利点のひとつ。これは両足が揃ったときに現れます。僕が言う「B-tele」のアイコンをご覧ください。例えばで「器用さ」と「柔らかさ」をゴールに設定し、ここからどう展開していくのだろうか?考えてみてはいかがでしょう。
VIDEO
ブレーキングの要素は二つです。ズラシ(skidding)と埋める(bury)です。硬い斜面ではズラシを、雪に厚みのあるコンディションでは埋めるを使います。そこてポイントとなるのが、ズラシも埋めるも山側のスキーをメインに使うという部分です。関節を伸ばすことによってスキーをたわませ、押し込みます。着眼は、たわませるのはスキーの後ろ半分だけというところです。スキーのトップからテールまでをたわませるわけではない、と言うことです。ここのテクニック部分に関してはもう少し説明が要るのですが、ここでは省きます。さてブレーキの後は間接を縮めて戻します。間接を縮めて戻すと瞬間に空中(in the air)になりスピードアップします。事前にひねりがあればそこで瞬間で回ります。つまりは、捻る方向で山側のスキーを押し伸ばしていれば、戻した時には自動的に板が回るという寸法です。それは空中で、しかも素早く。そしたらばまた違うサイドのアウトエッジの後半部分に徐々に力を加え、を繰り返しているのが僕の滑りです。
VIDEO
ダウンヒルスキーのテクニックで良く語られるのはターンについてではないでしょうか?つまりはターン弧についてです。たしかにターンすること自体に楽しみやスリルがあることは僕もそうなので分かります。しかしながら、スキーインストラクターとして技術を眺めた場合に、最優先で大事なことが、いかにターン弧をブラッシュアップすることか?ではなくて、どのようにスピードをコントロールして降りてくるか?であることに気が付きます。そして乱暴な言い方になるかもしれませんが、ターン弧とスピードコントロールの間にはなんの関係性もありません。というのが僕の立ち位置です。驚いちゃいますよね? なので説明します。スピードコントロールの要(かなめ)はブレーキ操作です。そのブレーキがちゃんと効くか、もしくは強弱を意のままに操れるか、がポイントです。さすれば自然とスピードアップがついてきます。墜ちる、という物理が働く斜面上においてスピードコントロールの意味するところは、それはブレーキ(減速)のコントロールであると言ってよいと思います。加速に関しては何もしなければしますからね。。そしてそのブレーキにあっては、スピードが落ちるのを待つパターンと、スピードを自由自在に落とせるパターンの、この二通りが存在しています。前者は主にスキーはターンだ、という方かもしれません。見てるとスピードがいい具合に落ちてから、次のターンに入ります。つまりはそこまで待ってから次のターンへ。何を待つのか?スピードが落ちるのをです。この待ってる状態のことを日本語では「乗る」、ともしかしたら表現しているのかもしれません。。さて彼らは中級斜面までは気持ちよく滑れますが、急斜面は苦手です。そもそも40度以上の斜面にあってターンって選択しますかね?おそらくは横滑りでズリズリと降りてくるでしょう。そう、急斜面で使えるスピードコントロールテクニックこそが、汎用のブレーキのテクニックであると僕は考えるんです。ここではズリズリの横滑りがそれにあたります。言葉だとズラシ(skidding)。これは雪面の硬いコンディションにおいて有効です。圧雪されたゲレンデもそうですね。一方で、コンディションの中にはpowderであったりクラストであったりと、いずれ雪に厚みのある場合があります。この場合ではいったん埋まってしまった板はズラシ辛くなります。ズラシ駄目。そしたらスピードを落とすにはどうしたら良いの?スキーを埋めればよいのです。スキーが沈むとスピード落ちますよね?→急激なスピードダウン→転倒、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。原因は二つあります。一つはスキー全体が沈んでしまうから。もう少し具体的に述べると、スキー全体が沈み、ブーツより先、板の前半部分の抵抗がブレーキになるからです。だから「うっ!!」と突っかかるのです。沈ませる→ここからは埋めると言い換えますが、埋める部分は板全体ではなく、ブーツから後ろの半分で良いのです。そこの埋め塩梅をブレーキの強弱とするわけです。そして転倒の二つ目の原因は乗っているからです。乗るは体重。体重は一定です。コントロールといったイメージからは離れます。ゆえに待つに。さてここを体重から圧に変換してみましょう。運動を言葉にすると「押す」と「引く」です。さすれば埋める具合も調整可。そしてそれはスピードをコントロールすることに繋がります。つまりは埋めてスピードダウン。浮かしてスピードアップ。板のテールを埋めてスピードダウン、浮かしてスピードアップ。実は先に述べたズラス(skidding)も要領は一緒なんですね。テールをズラシてブレーキ、戻して解放。そしてここは意外に思われるかもしれませんが、この役割をする足は、斜面に横向きに立った場合の「山側の足」の役目なんです。谷側の役目ではないんです。山側のスキーのアウトエッジです。しかもその後ろ半分。ここ大事です。ダウンヒルサイドのスキー(または足)にはまた別の使い方があるのでこれは別に記します。さて纏めます。ダウンヒルスキーに大事なのはターン弧でなくてブレーです。そのブレーキの役目を主に果たすのは山側のスキーです。山側のアウトエッジです。しかもその後ろ半分。硬い斜面ではここをスライドさせ、ズラシてブレーキコントロールとします。厚みのある雪ではこの部分を埋めることで抵抗とし、ブレーキとします。ブレーキは操作するものです。強弱を操ります。伸ばして押し。戻して引き。上下動とは違います。ブレーキは、掛かるのを待っているのではなく、掛けるんですね。くどいようですがそれにはweight onの動きからpush&pullへの変換が有効です。そしてここにこそヒールフリーであることの長所が作用してくるわけですよ。
アルペンスキーに比べてヒールフリースキーは、より回転半径の小さいターンができます。なぜならば回転軸をより真っすぐにかたちづくることが出来るからです。それは縮む動作をした場合、踵が上がることにより膝が前に位置でき、そのことにより上半身の真下に両足をキープできるからです。この上半身と両足を結んだ線が回転軸です。真っすぐな回転軸は最小の円弧を描きます。その場でスピンするようなイメージに。ちなみに縮んで小さくなる動きと、しゃがみ込む動きとは違います。縮んだ瞬間、スキーは空中に。空中では一番よく回ります。外からはショートターンに見えるかもしれません。これを中回りにしたり、大回りにすることはこの動作をゆっくりにすればよいだけですので実に簡単です。ちなみに、身体を縮める動作の前段階では身体を伸ばしていなくてはいけません。前述したように、僕は身体を伸ばすことでブレーキを掛けます。山側の足の関節を伸ばすことでくるぶしからスキーにパワーが伝わり、スキーのテールがskidして、それがブレーキとなります。深い雪ではテールが埋まることで同様にブレーキとなります。ブレーキは身体を伸ばして、回転は身体を縮めてです。
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
VIDEO
僕が好き勝手に「A-tele」と「B-tele」とテレマークを区分けしているだけであって、これが日本の一般の考え方であるわけではないのです。まずは大事な点。B-teleは僕のオリジナルで、このアイディアに到達するのに実に25年ほどのテレマークスキー専門のスキーインストラクターとしての時間の経過があるわけです。上に少しばかりアイディアの資料を添付してあるのですが、理解の手助けになっていることを期待します。さてここではA-teleに関して少し述べようかと思います。そもA-teleとは何か?それはB-tele以外の、テレマークスキーテクニックのアイディア全てです。つまりは一般的なテレマークは全てA-teleというくくり。その中にはもちろん技術論もティーチングメソッドも含まれます。そして僕は、このAを否定してBを建てたわけではありません。AとBがありますよー、というのが正確な僕の立ち位置です。なぜならば、Aは完全に存在するからです。言い方を変えれば、長い時間存在してきた、時間の審判を得て今にあるのがA、なんですね。そして存在し続けるにはやはり理由があるんです。腰を落として足を前後に開くことになんらかの理由がある。果たしてそれは物理にかなった理由なのか、それともそれを凌駕するほどの内面に関することなのか。。例えば単純に何かが楽しい!ワクワクする!もしくはなんか難しくて好きだー。アルペンスキーに比べてやってる感じがする〜等々。いずれにしろAは存在しているんです。僕も昔はこのAの中を泳いでおりました。Aの中でここをこうした方が良い、とかここをこうすべきだー、みたいなことでスキーインストラクターをしておりました。概ねは、どうしたらあの独特のスタイル、テレマークポジションがターンの中で安定するのだろうか?または、あの足を前後に開くことのなにがしかの意味付けを、いろいろな可能性から捻出していたのかもしれません。いずれにしろ、大前提にまずはターン弧ありきでした。そのターン弧をかたちづくる過程にテレマークポジションを如何にしてフィットさせればよいのか?まぁその辺りを整理し、伝えるのがテレマークスキーインストラクターの役目だろうと、当時(2008年あたりまで)はそんな感じでありました。。幸い、今のBに飛び出ることができたおかげでこのように振り返ることもできるわけですが、それがなければAに居ること自体に気付くことなく、今もってAの中を泳ぎ続けていることでしょう。。さて長くなっておりますが、BをAの外に構築できたきっかけについてお話しいたします。契機はこんな疑問からでした。「稜線直下、こんな超急斜面ではターンしたくないよな。危ないよね」。アイシーな急斜面、まずはズリズリと横滑りでおりていきます。そう、急斜面で使えないターンを伝える必要がはたしてあるのだろうか?しかもこのようなシーンで足を前後に開いてしまったら一巻の終わりです。山側の足のカカト、上げていいの?そしてターンって何だろう?テレマークポジションって要るの?このように、急斜面を契機にターンそのものに疑問を持つに至った次第。リゾートゲレンデにはこのような急斜面はありません。この気付きは山をフィールドにしてスキーをしていたおかげでしょうね。さて、ダウンヒルスキーで必用なのはブレーキ操作でした。ブレーキ操作が上手な人はスピードをコントロールするのが上手です。そのブレーキ操作単体に着眼し、構築したのがB-teleです。Aはターン弧。Bはブレーキ。あらゆるコンディション、環境にフィットするのはBとなります。Bができれば降りてこれます。そして、Bにあってはアルペンスキーよりテレマークスキーのほうがいろんな点で優位である!とこれはまさにBを建てたおかげで気付けたギフトでありました。Aはターン弧を楽しめる斜度と環境下においてその価値を示すのかもしれません。例えばリゾートゲレンデです。例えば快適な斜度。安心な環境。そこにおいて積極的な運動を。またはターン弧を楽しみます。大胆なスピードもまたしかりです。言い過ぎかもしれませんが、暴力性をも楽しめます。一方でB-teleのワールドではより静かに、より柔らかく、より軽いタッチでと。AとB。両方あっていいですよね。という長々としたハナシでありました。。長文読了感謝。
Lead changeについて。B-teleにはその言葉、またはそのチェンジしているに相当する運動が存在しません。と述べたら違和感ありますかね?実際に無いんですよね。でもYouTube動画を見るとワンターンごとに明確に前後が入れ替わっているじゃないか?それをlead
chengeと言うのだよ!おっしゃることは分かります。だけどやっぱり無いんですよね、意図した動きも言葉もね。どうしてかというと、ターン弧を前提にスキーを考えないからです。何度か述べているように、B-teleではブレーキ操作をメインにメソッドを構築しています。そのブレーキ操作が具体的になにか?というと硬い斜面では「ズラシ」、厚みのある雪では「埋める」という操作です。そして皆さんがターンに見えている部分、のなかのさらにはlead
change部分は、僕の捉えでは「スピン」が適当な言葉となります。素早い方向転換。両足同時に。それは空中で。そのあとは山側のスキーを使って「ズラシ」と「埋める」のミックスでブレーキをかけ速度調整を計ります。この時に、山側の足のくるぶし部分を斜め方向に押し下げるわけですので、足首の動きにくいハイカットブーツではカカトが上がって見えるでしょうし、反対に足首のゆるゆるなローカットブーツだと踵があまり上がらない、くるぶしで押している姿そのままに近い見た目となるわけです。踵が上がっている、上がっていないの見た目は履いているブーツによるわけですよ。決してクローズスタンスとかワイドスタンスを心がけてのものではないのです。さて、ここまではブレーキをかける役目の山側のskiのハナシでした。では谷側のskiはどうなってるの?これは前に押し出されているに過ぎません。押し出された結果、前に位置します。押し出される前の位置に何が来て押し出されるはめになっているのか?それはスピンした後の山側のスキーです。足を(体全体を)伸ばすことで山側のスキーを押しずらすと、谷側の足は前に逃げます。実はこの「前方」という認識が重要で、それは自身の前方を示します。当然、山側の(内側)脚を伸ばしているわけですから谷側(外側)の脚も伸びますよね。脚を伸ばして身体の前方に足が位置できる。これは足首が伸びるということです。言い換えれば、足首の伸びることが可能なブーツだとそれがしやすい。つまりはローカットブーツだと足を前に位置しやすい、そうなります。しかも脚を伸ばしながら。動かしながら。必要十分な圧をかけながら。まるでお刺身を切る柳葉包丁のように・・。話が逸れましたかね??くるぶし下で谷側に向けてブレーキをかける山側のski。対してシンプルに進行方向に向かって勝手に切っていく谷側のski。これが僕のskiの前後差の内訳です。そして次に続く運動を「lead
cahnge」と言うか言わないかは別として、僕の感覚的な言葉でそこは「ゼロに戻す」です。そこは空中なので真っすぐfall
lineに向かって加速します。そしたら縮んだ量をまた伸ばしてブレーキをかけていく・・またゼロに戻す、の繰り返しで標高を下げてまいります。「僕はただ直滑降の中でspinとブレーキを繰り返しているだけ」。コレですね。思考がターン弧ベースではない。AでなくてBに分けた理由です 。
VIDEO
分かりやすくするためにAとBとしています。板をたわませる力が主に自身の体重である、というのがA-tele。主に間接を伸ばして押す力であるのがB-tele。両スキーに均等に自身の体重を分散という説があるのがA-tele。いや、前方の板に70%だ。いやいや、後方の板に80%だ、といずれにしろ自身の体重をメインに考えるのがA。そしてベースにあるイメージはやはりターン弧でしょうか。一方でBに関しての着眼点は山側の板のみであり、力の源泉は押す力、どの程度押してどの程度ズラスのか。またはどの程度埋めるのか。しかも板のテールのみを。しかも後傾にならずして。目的はブレーキのためです。これはハイカフブーツよりもローカフブーツの方が適しています。つまりは足首の可動域があればあるほど、Bのアイディアは機能します。
自転車や車にはブレーキ装置がついてます。スピードが出たらブレーキをかけてスピードを緩めます。ブレーキを弱くかけ続けながら、坂道を降りて行くことってありますよね。これはスキーにおいても同様です。弱いブレーキをかけ続けながら、コンディション探りながら、スロープを滑り降りてまいります。スキーの場合のブレーキは、その板をどのような向きでどう使うかによって操作します。僕の場合では、固いスロープではスキーを横ズレさせることによってその摩擦をブレーキとします。これを「skidding」と呼んでます。また、深い雪の場合では板を雪の中に埋めることで減速に変えます。「burying」。コンディションによって双方を組み合わせてスキーします。以上は自転車と車、そしてスキーにおけるブレーキのハナシでありました。さて、自転車や車は左右左右とターンをすることでブレーキをかけることはしません。装置であるブレーキをかけて減速します。この点、じつはスキーも一緒であると考えましょう。ブレーキ操作はブレーキで掛けます。「skidding 」もしくは「burying」を使います。ターン弧ではない!!これって革命的な着眼じゃないの、もしかして??