『直滑降』は分かりますよね。ん?分かってる??フォールライン(←雪玉がコロコロと転がっていく方向)に向けて真っすぐに滑ってくヤツ。スキーを並行にして(←且つスキーはフォールラインにも並行で)真っすぐビューっと降りてくヤツ。おそらくはどんどんとスピードが上がっていくヤツ。だから安心できる程度の斜度でしか普通はしない。その直滑降。それを、スキーをハの字開いて真っすぐに滑っていったら、それを何て言うんだろうね??小さな子供が「びゅ===っ!!」ってのあるじゃんね。なんにもターンしないアレ。ただただ真っすぐ降りてくの。あれ直滑降って言わないのかな??斜滑降は分かるよね。フォールラインに対して斜めに進むかナナメ滑降、斜滑降ね。うーーむ・・直滑降。子供のは「ハの字で直滑降〜」とでも言うのかしらね?あ、言うかも。。か!?もしかして直滑降はやはり直滑降であって、フォールラインに2本のスキーを並行にし、そして真っすぐに滑り降りるもの。ノーターン。真っすぐ。ハの字はフォールラインに対してスキーが並行ではないので、それは直滑降ではないのである!だとしたならば、ハの字に使えるのは「真っすぐに降りる」かな??もしくは一直線で。あっ。直滑降の『直』って第一義が:まっすぐである、なんだなぁー。であれば『真っすぐ滑降』。そーですかー。んー、そーですねぇー。ちなみに僕の滑りは基本いつでも真っすぐ滑走:Straight downhillなんですよね(←上図参考に)。一般的な直滑降が一番左のモノ。それだとスピードが出過ぎて怖いなぁー、のところでスキーの向きを変えて押しズラスことでブレーキとして、スピードを塩梅よく調整しています。同じ方向ばかりだと斜め移動しちゃうから、しないうちにとサイドチェンジを。いわゆる方向転換 Change derection。これをクルンと瞬間に(Spin)。そしてまた押しズラシ(Skidding)ながらスピード調整をと。これをですね、後ろから眺めると、僕の身体はずぅーっと真っすぐ直線上を降りて行ってるわけなんですよー。横に振れない。横にはみ出さないターン弧していない。身体の置き場は一直線上。直滑降をしながらスキー振り回してるだけ。今度は横から眺めます。上半身、脚が何していようとお構いなく(!)一定の速度をキープで落ちていきます。どこのシーンを切っても速度変化なし。まさに金太郎あめ。このことをもってスピードコントロールができている、と言うんだね。大事なポイントです。一方で、ターン弧でもスピードコントロールは可能でしょう。ただし!1ターンの中にすらある速度変化、から逃れることはできないのですよー。ゆえにあなたはいつもいつも安全担保の中級斜面ばかりをグルグルと滑っているのです(←うん、そう!)。他人の満足にとやかく竿をさすのは余計なお世話というものです。ただね、、せっかくターン弧から解放されうる道具立て(←具体的にはローカットブーツでありまたはヒールフリーシステムのこと)にも関わらず、相も変わらずにターン弧にしかならないアルペンの後を追いかけている様はなんつーかー、『正直もったいないぞ』と貧乏性の僕なんかは思っちゃう訳なんですよ。。道具のパフォーマンスは引き出して使おうね。 2024年3月28日
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