杏さんにウェーデルンを披露してもらいました。なるーー。相変わらず上手だなー。そして帰ってきてからは検索を。ウェーデルン、と打つと「死語」と続いたのにはさすがに驚きました!うーーむ(←まぁたしかにゲレンデでもう見かけないなぁ・・)。さてそんな過去者扱いの「ウェーデルン」、栂の森のリフトを乗りながら「この林間、降りようと思ったらウェーデルン要だよな?」「そうだね」と彼女。先日のクラスト気味の天狗原斜面、山スキーで降りてくるのにもやはりウェーデルンの基礎があればこそでありました@自分。。そんなウェーデルンにはこんな言い方もあるようで、「制動系ターン」と。なるほどー、言われてみればまさにそう!一回一回止まってる、もしくは止まれるイメージがあるもんね。だから林間や山のコンディションで使えるわけよ。へぇ〜〜。でもやはり言葉として「制動系のターン」て変だよね。。スキー=(イコール)ターンバイアスの掛かり過ぎ。。平たく見て「制動方法のひとつ」でいいんじゃない?この整理の仕方はうちのBテレがまさにそう。僕の滑りは「ブレーキと方向転換の組み合わせですよー」と。ダウンヒルで大事なのは、ターン弧ではなくてブレーキです(←キッパリ!)。ブレーキを単体で持つことね。ターンとは別個に単体で。ここ、実に凄く大事なポイントで、この着眼に添うとおそらくですが初心者からの従来のメソッドがガラリと変わってしまうのよ(!)。んーー。まぁまぁ・・。さて、他方で「洗練されたターン」という言葉も見つけてしまいました。ビミョー。ってか無しだよな、と即座に自分。。もうこれはターンを目的化したワールドでの言葉遣いであって、それはターン弧を作り上げるゲームなのだと。。ゆえ、会場は整備された(圧雪された)斜面に限るし、しかも斜度も中級斜面程度まで。まぁ見ていると実際がそう。洗練した先に何があるのか?単に同じリフトをグルグル回してるだけのあなたが居る・・とかね?マラソンで言う洗練されたフォーム・・の「洗練」とは行き着く先の・・というか行き着い(た)先が違うんだと思うのです。。やはりスキーはそのスピード感に魅力があって、そのスピードを出すには前提として効くブレーキの担保が要るのだと。そしていろんな斜面、環境にチャレンジしたいじゃない。そこもやっぱりブレーキなんだよね。んーー。一方でターンを洗練させることを幹としたメソッドがある。また一方ではブレーキを洗練させることを幹としたメソッドがある。僕は山も滑るので圧倒的に後者を支持。そしてブレーキの掛け幅、弱から強までのレンジを広くとれるのが実はヒールフリーなんだよね。だから僕は山にはテレマークで行く。アルペンで山に行くとどーしても暴力的なタッチにならざるを得ないんだな。でもじつはその暴力性こそが楽しいことも重々承知している。だからウェーデルンは楽しいのだよ。ブヒヒヒヒ。 2023年3月16日
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