世にローカルという呼び方が存在します。いわゆる「地元の人」。もしくは対象がスキー場であるならば、そのスキー場をベースとしている人。古い言い方だと「根城(ねじろ)」、とかね(←言うかー?)。で、スキー場もスキー場、そのゲレンデ脇が家(!)というのが当まほろば倶楽部であるので、まぁ文句なしのローカルではあるわけです。と、そんなローカル女性2名がゲレンデ側玄関よりいざ出陣。手には見た目にわかるファット板を。杏さんはテレマーク。そして高校生長女は未体験のアルペンファット板。向かうは10線。到着すると既に20名ばかりのラインナップ。平日につき知った顔も多く和気あいあい。いわゆるローカル的な。9:00リフト動き出し。先頭が滑り込んできた。そして5人目くらいが近所のおじさん、もちろんファット板など持ってません。フツーの板でびゅるるるぅう〜。「Mさん、かっこいい==!!」。うしろのリフトの杏さんが声かけてます。そう、スキーが好きで都会からこの地に移り住みはやうん十年。うん十年、この雪深い地にてびゅんびゅん飛ばしてきた滑りがそこに。身体もすくっと立ったまま。かっこいいなぁ〜〜〜。3本ほど滑って3線に移動するとタイミングよくMさんにばったり。「Mさん、めずらしくヘルメット被ってるじゃないですかー(←いつもは帽子すら被らない/吹雪いていてもサングラス/スキーとは基本、そういうもん/僕も分かる・・)。「イシキダ君、よぐわがるな。コレ貰ってしまったもんでさ〜(←と嬉しそうに)」。ヘルメットにサングラス。ふと、往年の名選手であるフランツ・クランマーの動画(上)を思い出し、Mさんに重ねて見てしまいました。もしかしたら同い歳くらいなのかもね?かっこいいい滑りと時間の価値、あざーっしたっ!! 2023年1月5日 追記:スタートは杏さんと娘のスキーについて書こうと書き始めたところ、途中からMさんのことになってしまいました。。さて、杏さんは太い板の扱いにくさにブーブー。体幹のしっかりしている娘はやはりそれらしく、板は太くても細くてもあっても無くてもなんでもフツーに降りてくるのだろうな、と。まぁどちらもローカル、地元っ娘(こ)。であることを再確認した朝でありました。。
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