シングルスピード(SS)、シングルギアとも言います。1×1(ワンバイワン)とも。シンプルにて変速機能なし。坂道で軽くすることができません。平地でスピードがのったからといってギア以上に速く走ることもできません。普段に変速をガチャガチャして乗ってる向きにはなんとも新鮮に感じます。今、後ろのギアの歯数は13です。純正は12。たった1つの差に「おお、軽っ!!」と感じたことを思い出します。目的とする場所を想定、事前にギアの歯数を交換して乗る向きもあるのだとか。それをカメラで言うところの、単焦点レンズの選択に例えた方がいらっしゃいました。なるーーー、ですね。。
Mongoose faireball ss 2015モデル。まずは・・サドルの位置が低すぎるでしょ?でもこれがこのモデルの正解。あんまり座んないみたいです。このカテゴリーを「ダートジャンプ」と言います。参考:1 2。うわぁ〜〜〜、〜〜〜、でしょ。。残念ながら僕は飛びません。っていうか飛べません。チャレンジすらしたことがありません(←キッパリ!)。マウンテンバイクのような見た目ではありますが、生息域がBMXなんでしょうね、きっと。
さてこのバイク、随所がひたすら頑丈にできてます。上写真、サスペンションフォークとホイールの接続はクイックレリースでもなければスルーアクスルでもありません。なんと呼ぶのか知りませんが、アーレンキー(六角レンチ)が無くては外せない式となっております(参考:1)。万が一にも飛んで外れることは無いようです。リムも頑丈なもの。さらに面白いと思ったのはこのタイヤのパターンです。マウンテンバイクのみたいなノブ(凸凹)ではありません。角(エッジ)も無く、まあるいタイヤ。これがなんともまた乗り心地が良いのですよ。。ん? 乗る??
そうなんです。飛ぶことなく、普通に自転車として乗っておるわけです。そして乗るにはなんともサドルが低すぎます。ゆえにロングシートポストを購入(THOMSON 420mm/過去にテキトーな安物を購入、すぐに曲がってしまった経緯あり)。インストールして現在このようなカタチにて絶賛鋭意・運用中〜。イメージはマウンテンというよりも、なんだか小径車の上の中径車、的な。。構造的に山にも長距離にも輪行にも工夫が必要、、となればやってみたくなるのもまた心情。坂は押して歩いてもいいんだよな。長距離は出る速度で進めばいい。輪行、こればかりは前輪外す程度で勘弁願おう。ドーナッツタイヤでのふわふわライド。そして変速が無いことから生まれるまさかのゆとり!これが良い刺激となり、楽しいなと。道具から拓かれる道、たしかにあるなーと思います。合掌〜。 2021年10月18日
余談:このマングースのfireballはたしか2017年に購入。前年2016年は記録を見て分かるように、自身がパンプトラックに出会った元年であり、且つ即ハマった年でもありました。あづみの公園のマウンテンバイクパーク。ペダルを漕がずしてぐるぐる回るパンプトラック。応用すれば登りも登れちゃう。登りパンプ。久々に深い〜ものに出会いました。そして当時はまだ登れる人を見かけなかったので、純粋に試行錯誤ができました。そしてうちにあるレンタルのマウンテンバイクのステムを全て短いものに交換しました。ハンドルを幅広のライザータイプにも。BMX風にしたってことです。これでパンプが各段にやりやすくなりました。改造のきっかけはこのFireballに乗ったこと。まずは道具から。道具に引っ張ってもらう作戦。こういうところは昔から自分だなぁーと思います(笑)。それと余談続きでシングルスピードに関して。先に変速がないことで「上り坂が大変」「平地ではギア以上にスピードは出ない」等々マイナス要素のように書きあげはした。まぁたしかに事実の一端ではあるでしょう。一方で、WEBを検索しててこんなコメントに出会いました。「変速付きはギアの選択でスピードを決めます。そこをシングルは走り方で決めるんです」。ビシッ!!そこで〜〜す(スゲェ〜〜!)。納期や競争があるのでなければ金づちで釘を打ってもいいわけよ。シングルギアはそこかなぁーと今は思っておる次第。。
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