北アルプスは後立山連峰にアクセスする登山道としてマイナー度No.1マチガイナシ!!、、と半ば自虐的にも言えてしまう登山道/登山口が実は我が家「まほろば倶楽部」から歩いて行けるところにあるのです。通称:山の神(やまのかみ)。登山道は白馬乗鞍スキー場(標高860)から天狗原(標高2200)までの標高差約1300m。ちなみに橋を渡ったお隣の栂池からはゴンドラ・ロープウェイが出ており、それで1840mまで上がれてしまいます。天狗原までの標高差はおよそ360m。続く白馬大池や白馬岳を目指す方にとって、山の神から上がるという選択肢はまずありません。稀に、天狗原からの下山にとお使いなる方もいらっしゃるようですが、標高差1300は下山といえど短くありません。しかも天狗原から下の行程にさしたる展望は無し。ほぼ鬱蒼・・。渋すぎです。WEB上において散見される記録は雪の時期のものばかりで、「山の神尾根」「山の神コース」で滑り降りてきました〜というものばかり。よくもまぁ、こんなにも歩いた記録が無いものです。。のところを実はここ数年、登山道の草刈りに従事していることもあり、その結論として「やっぱりちょっとは歩いて欲しいなぁー」とも。ならばまずは自分が発信していかねばなりますまい・・。
さて、挑戦してみっか!?という方に向けて分かりにくいであろう登山口までの情報を。アルプスホテル周辺の駐車スペースに車を停め、もしくはバス停からの歩き出し。アルプスホテルからはスキー場のリフトが何本か出ており、目安は「6線」というリフト。その6線と交差するよう舗装された林道が通っており(←途中くさりのゲートがあり車は上がれない)、特徴的な土木構造物「里見第4砂防堰堤」までたどり着けば一安心。ちょっとした広場になってます。浅い流れの黒川沢を対岸に石伝いに渡り、構造物の下をくぐれば登山道の始まりです。あとは天狗原下まで一本道。紛らわしいのは上地図上で「×」のところの登山道。ここは現在ありません。ちなみにアルプスホテルから登山口までの距離感は、栂池の駐車から中間駅までを想像してもらえればそんな感じかと。まほろばからでも一緒です。そしてさすがに天狗原まではしんどいなーの場合には、割り切って1600mあたりをゴールにし、ブナの美林帯と崩落を眺めて帰ってくるー、なんてのも手ですかね。深い山の歩きを楽しみたい方にはおススメです。 2021年8月23日
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