貝殻を耳にあてると 遠い波の音が聞こえるように

目を閉じれば いつも浮かんでくる風景がある。

どんなことにもひたむきだった夏の日・・・・

泥んこに汚れた分だけ 今もまぶしく輝いている遠い時間・・・・・・

1999年 夏 

振り返るのでなく

それはきっと走りださなければ たどり着けない季節・・・・・・・・

さあ 風の中へ。






おそらく

忘れようと心に決めたことは

忘れまいと誓ったことよりも

心にのこってしまうものらしい




今日



闇の向こうには光があると信じて 進む人がいる。

闇の向こうには奈落が待つと 絶望にうちひしがれて佇む人がいる。

どう転んでも 闇は闇

そこから抜け出さない限り 光も奈落も見極めようがない。

どんなに苦しくても 今日という日がなければ

明日という日もない。





幸せ



幸せは似通っているけど

不幸は人さまざま・・・・・

それだけに

マイナスの気分の中に

自分らしさが表れる



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