お店に行って、スキー板の調子を見るときに、上写真のようなことをしたことありませんか?「板をあおる」、「押す」、「たわませる」とか言葉にするとそんなですよね。そしてこれ、手のひらのどこで押すかというと、だいたい上写真のとこだと思います。ここ、なんて呼ぶんですかね?足でいうと踵(かかと)のところ。肘を伸ばして板をたわませ、肘を引いてたわみを戻します。押して引いて、押して引いて・・。
こんな人は居ないよね。指〜〜〜で押してる人。。板、ぜんぜんたわまないし・・。
やっぱりこうだよね!その手を脚、または足に置き換えてみたのが隣の写真。僕は板をたわませることを手でやるように踵でします。腕をじわ〜っと伸ばして踵が作用点、掛けた力の分だけ板がたわみます。これ、足首が動くローカットブーツだからできるんです。可動域の分だけ、足首⇔膝⇔股関節とパワーをロスなく真っすぐかけられます。一方で、これが足首が動かないとなると困っちゃう。。上の赤いブーツだけど、見た目が「なんか指〜!」って感じがしませんか?指じゃ押せないっつーの!だけどね、、世の中これをイメージのヒールフリー、テレマークだと思ってる人が大勢なんだよね。。これぞテレマークポジション、ってね。そしてこの状態での安定を求め、また求められたりして四苦八苦いばらの道を・・。んーー、こういう方は必ず「乗る」って言葉を使いますからすぐ分かります。いい位置に乗る、とか後ろ足に乗るとかね。板を自在にたわませたり引っ込めたりする動き、これは「乗る」にはなんないからね。人工雪、硬いゲレンデがベースだと特にそうなりやすいかもね。
ということで、今回はもうちょっと分かりやすくということで動画も作ってみました。
バックルの無い革靴で滑ってる動画も載せときます。全て内足はたわませる方向に押し引きで動かしてます。ちなみに踵が板にくっついたままだったり、また踵が上がっていたり・・と見れるとおもいますが、これはオートマチックに外足の動きに準じてそうなります。むむっ・・!この辺のことはまた次に機会があれば。
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