私適考え方 |
なぜ上達するのか (私の場合) |
@(とにかくクヤシイ!) 上達するにあたって、いろいろありますが、才能があったり体力があったりと人それぞれです。私の場合をあげてみますと、いい滑りができたときは、自分に対しもの凄くウレシイ!。 一方いい滑りができなかったときは、自分に対しもの凄くクヤシイ!特に実戦の場であるオフピステでなどは、より強くその気持ちが出る。この気持ちがある限り私は上達し続けていけると信じています。 A(自分の身体の発見!) 練習をしていて、ああでもないこうでもないっと試行錯誤していると、突然「ああ!なるほどこうかこうやって身体をつかうのか」っと発見した瞬間が楽しい。とにかくいつも身体に聞いてみる。たとえスグにわからなくても、それを探している時間もまた楽しい。 B(健康になっていく) 身体の使い方がわかっていくと、効率的な動きが出来て楽になります。そして楽しくなり心身共に健康になっていきます。 レッスンやツアーに来てくださる生徒さんも、せっかく普段の生活とちがったスキー場や、ましてやツアーといった別世界に行くわけですから、その間は少しそっちのことは忘れていただいて、子供のような気持ちでそのことにとりくんでみてください。そうすれば、失敗しても変な照れ笑いもなく、自分に言い訳しなくなってきます。そう、ただ夢中になる、それだけです。そうはいっても怪我をしてはいけません。そこが大人の遊びです。うまく気持ちをコントロールして自分の目標に向かっていってください。私に出来るのはそのお手伝いだけです。それが達成されたとき言葉では言い表せないものが、あなたの心の財産になっていくでしょう。 |
技術のポイント |
スキーでターンするにあたって簡単にポイントを挙げますとこの |
@正しい位置と角度に乗る。 A正しい動きとタイミングで板に働きかける。 Bあらゆる状況下で瞬時に判断し動けるように身体に覚えこませる。 Cレースやツアーなど実戦で使ってみる。 以上です |
初中級者の方へ とにかく滑る。 |
まずは滑ってみましょう。形や格好などこだわらずに。上達に悩んでいるほとんどの初中級者の場合い滑走距離が少なすぎることがあげられます。私にスキーの基礎を教えてくれた恩師は「1メートルでも多く滑りなさい」っとよく言ってました。例えばマラソンや競泳を教わるとして一日どのくらいの距離をやってますか?と聞かれて「100メートルです!」っと言われてしまったら話しになりません。まずは何百何千キロと滑り、基本的なものを身につけましょう。それができたら今度は滑っている中で足を上げたりジャンプをしたりスケーティングをしたり転んだりと体を動かす。そうすることによって身につくもの。 @(滑走感覚) スキーは、上から下へ滑り落ちるものです。普通の生活をしていたらあまり体験しないことですので、初めての人にとっては、これは恐怖でしかありません。まずは優しい斜面や雪質を選んで、滑ったり歩いたりしてみる。 A(道具や自然環境になれる) スキーは雪の上で行動するために作られた道具です。雪の無いところでは当然使う機会などありません。自分の身長ほどのある板を足につけて動かすわけですから最初は当然戸惑います。そして絶えず変化する斜面状況や雪質に、スキーについているエッジなどを使って自分で対応するわけですから、もうわけがわからなくなります。でもそんな中で板の上に立つ位置や場所、止まり方、受身や起き方などを覚えていきます。これによって自分自身の安全性が高められます。私はレッスンの中でリフトの乗り降りや、スキーを履いての立ち姿や転び方などもよく見たりします。それで大体のスキーの腕前がわかります。初中級者で伸び悩みの方のほとんどがこの辺を見直してみてください。 (例) ・スケーティングが出来ない。 ・キックターンが出来ない。 ・うまく転んだり起き上がれない。(特に深雪) ・一度体制が崩されるとリカバリー出来ない。 B(スピードと技術、判断力を身につける) スキーのターンは遠心力なども利用するのである程度のスピードは必要になっていきます。そしてスキーのスピードだけではなく、それを瞬時に対応できる体の動きや技術、判断力を平行して身につけていきます。 質の良い練習とは言いますが、たしかにそうです。しかし最初の段階は質より量です。基本的なことが身体にしみこんでこそ滑ってない時に自分にあった練習法やイメージなどが浮かんで少しずつ質になっていきます。 |
つづく |