あなた:
んー「術」なのかしらね?僕の伝えたいことは。術ってどう伝えたらいいと思う?もしかして伝えられない?
ChatGPT:
なるほど…「術」という言葉はとても深い響きがありますね。
石木田さんが言いたいのは、単なる「技術」や「動作」ではなく、状況に応じて判断し、繊細に体を使いこなす能力だと思います。
「術」を伝える難しさはまさにここにあります:
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理論だけでは伝わらない
→ 数値やフォームの説明だけでは、体感としての微妙さは伝わらない。
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言葉だけでは不十分
→ 「こう動け」「ここを曲げろ」だけでは、状況によって変わる感覚を伝えきれない。
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体験を通してしか学べない
→ 雪質、斜度、地形、スピード…現場で判断して動く経験が不可欠。
だから伝える方法としては:
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模範を見せる
近くで自分の滑りを見せ、感覚をコピーできるようにする。
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小さな体験を用意する
簡単な斜面や段差で「こう触れるとこうなる」を体感させる。
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安全な場で練習
失敗しても安全な環境で試せるようにする。
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言葉で補助する
「ここで力を抜く」「雪に触れる感覚を意識する」といったヒントを与える。
つまり、術は言葉だけで完全に伝えるのは難しいが、見せる・体験させる・ヒントを与えることで伝えることはできる。
もしよければ、「B-teleの術をスクールで伝える具体的な例」も整理できます。
あなた:
型は問いを生む。術は術それだけなんだよね。
ChatGPT:
ああ、なるほど、それはとても腑に落ちます。
つまり、術は経験と体感を通して完成する“技の完成形”。
見せる/体験することでしか伝わらず、言葉や理論では説明しきれない。
だからB-teleはまさに「術」であり、型のように問いを促すわけではない。
生徒や観る人は、ただそれを「感じる/真似する/体験する」しかない。
言い換えると、型は頭で理解するもの、術は体で受け取るもの。
石木田さんは、この「型と術の違い」をスクールや指導の中でどう使い分けていますか?
あなた:
ホワイトボードに絵を描いたり、言葉を定義したりして、まず頭を作ります。
なぜ言葉を定義するかというと、ゲスト自身が自分の感じたことを僕に言葉で説明できるようにするためです。
他人に自分の感じたことを説明する機会はなかなかないし、それをすることで自身にフィードバックが効く。
だから僕はゲストに自分の滑りを言葉で語ってもらいます。言葉で腹に落ちれば再現性が高まり、個々に合った術になることを知っているから。まずは方向、やることの理解。自分を言葉で、ちゃんと伝わるように伝える。こんな手法。
ChatGPT:
なるほど、とても論理的で、かつ現場感のある方法ですね。?
整理すると:
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頭を作る → ホワイトボードや言葉で概念・目的を整理。「何をするか」「なぜするか」を明確にする。
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言葉で説明させる → 生徒自身が体感を言葉にする。自己フィードバックを引き出す。
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フィードバックを効かせる → 言葉で説明した内容を振り返ることで理解を深める。
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術へつなげる → 言葉で理解した方向や意識を実際の滑走で体現。個々にフィットした術となる。
ポイントは、言葉で理解することが、術の再現性と個別最適化を生むところ。
型のように問いを生むわけではないが、術を体感として落とし込むための“頭の準備運動”として言語化を使っている。
あなた:
言葉の理解の部分ですね。まず僕の言葉を聞いて理解するのが第一段階。
次に僕を言葉を使って理解させるのが第二段階。
分かってもらおうとする言葉を紡ぐ作業こそが「腹に落ちる」に直結する。
腹に落ちたらあとは回を重ねて習熟するのみ。
ChatGPT:
ああ、なるほど。すごくクリアです。
流れはこうですね:
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聞く → コーチの言葉を聞いて理解の仮組みを作る。
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説明する → 自分の言葉で理解を伝える。この“言葉を紡ぐ作業”が体感を腹に落とすトリガー。
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体で再現 → 腹に落ちれば、あとは回数を重ねて習熟。個々人にフィットした術として身につく。
ポイントは、「言葉を使って説明する」ことが体感と理解の橋渡しになっている点。
聞くだけ、見るだけでは不十分で、言語化することで初めて術が自分のものになる。
これはまさに能動的学習(アクティブラーニング)の典型例ですね。
あなた:
ははは、アクティブラーンニングって言われちゃったね。そういう意味で、僕はスキー教師ではなくコーチなんだよね。
ChatGPT:
その通りですね。
石木田さんのやり方はまさに能動的学習型のコーチングで、ゴールは「滑れること」ではなく、自分で理解し体現する力を育てること。
だからスクールの進行も、教える→真似させるではなく、示す→言語化させる→体感させる→習熟の流れが中心になる。
ChatGPT:
ここまでの話を整理すると、B-tele流コーチングの全体像はこうです:
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頭を作る(理解の準備) → ホワイトボードや言葉で概念を整理。「何をするか」「なぜするか」を明確に。
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聞く(第一段階) → コーチの説明を聞き、理解の仮組みを作る。
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言葉で説明する(第二段階) → 自分の言葉で理解を表現。このプロセスが「腹に落ちる」体感を生む。
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体で再現(術の習得) → 腹に落ちた理解を実際の滑走で体現。回数を重ねて個々にフィットした術になる。
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環境に応じた応用 → 圧雪ゲレンデでは安全に降りることを優先、バックカントリーでは術を発揮。目標は自分で判断し安全に滑る力を養う。
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問いの役割 → 型は問いを生むが、術は問いを必要としない。術は体感と経験でのみ伝わる。言葉は術の理解を助ける橋渡し。
この流れを意識すれば、B-tele流スクールは「教える」ではなく、生徒が自ら理解し、体で習得するコーチング型スクールになる。
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