仮装、もしくはコスプレした集まりでテレマークしてる動画を数年前に見たんですよね。直感で違和感あり。次にそれを打ち消すように「楽しそうでいいなぁー」、は自分の中でセーフティ機能が働きました。以後、数年間が経過。それを今年になり、鬼滅の刃のコスプレがWEBニュースに頻繁に載るようになり、ある日急激に「あ!」。自分でもビックリ。過日の違和感の正体が判明したのですよ。正体はこれ、「コスプレにコスプレ重ねてっからだよ・・」。
いやはや事態は深刻。要は「テレマークそのものをコスプレだ」と見ていたわけです。コスプレのテレマークターンに、女装であったりアニメのキャラだったりを重ねちゃってるもんだから、着眼がダブって感じるそのキモチの悪さね。図式:「私、テレマークですよー」アピール + 「私、コスプレしてますよー」アピール = ひぃ===!! そこは重ねちゃいけないのよね。テーマはひとつ。 でもね、アルペンの人が同じようなことしてても「ふーーん」で済んでるような、自分。あれれ? でもそれがテレマークとなると確実に「ひぃ==」なんだよね(←あくまで自分)。整理しよう!いや、正直に言おう!そのテレマークがコスプレなんだよ(←キッパリ!)。あちゃちゃちゃちゃ・・・。
スッキリ! これ読んでる皆さん、ここで立ち止まってもう一度再読してくださいね。そして現状の自分の滑りに想いを馳せてください。いかがですか?案外と一生懸命テレマークポジション作ろうと努力していませんか?テレマークターン、テレマークターン、と一日中グルグルとリフトを回してね。リフトからテレマークの人発見すると、「あ、テレマークだっ!」ってあのカタチからね。スクールに入るとね、あのカタチをいかにして安定させるべきか・・なんてアレコレと。上手く片方のカカトが上がっていればあなたも私もテレマーク。山でこのテレマークターンをしたい。。山でこのテレマークターンができればそれがゴールです(←キッパリ)。 うーーん、これをテレマークの目的化、って呼んでます。曰く、コスプレってこと。
さて残念ながらコスプレは否定しないんだよね、自分。嫌じゃない。スパイダーマンのスーツ欲しいなぁー。スパイダーマンで集まって呑んだらなんにもしなくたって(普通にしてるからこそ)楽しいじゃん。立ってビール飲んでる姿、笑える。通常は四つん這いだからね。。椅子に腰かけて足組んでても爆笑。あのスーツを着ていればこそね。んーー、楽しいなぁーー。そしてそこはテレマークもおんなじね。テレマークの道具履いたらあの恰好・カタチで滑るのよ。スパイダーマンが四つん這いであるように。テレマークはあのテレマークポジションをキメることでテレマーク。そういうワールド。否定するでもなくなにもなく、現実にある世界。そこをコスプレの世界だなって。うわぁ〜〜、その姿、その動き、まるでスパイダーマン本物〜。楽しいよね。
でもそうはいっても実際に手から糸は出やしない。。当たり前。いくらスパイダーマンを上手に真似できたとしても、スパイダーマン本物になれるということではもちろんないのだよ。もう一度言う。当たり前だ。を前提に楽しむのがコスプレね。
さて、ここからは架空のお話し。スパイダーマンのコスプレをいつものように楽しんでいたんだけど、ある日、手から糸が飛び出すようになっちゃった。。。びゅっ!!あ、俺スパイダーマンになっちゃったかも。。深呼吸ーーー。いつものように25年、テレマークスキーを楽しんできました。同時にスキースクールなるものも続けてまいりました。そんなある日、がびぃ〜〜〜んと一発、天啓あり。なるほど、自分は上手だなーと思ってたわけなんですが、それはコスプレの上級者だった、ということでありました。。四半世紀、コスプレの枠の中で泳いでました。泳ぎ続けてました、、枠内を。 ふひぃ〜〜〜、要深呼吸。。参ったな。。四半世紀。経ってからの、ここからのまたのゼロスタートか。。ある?フツーー。でもスパイダーマンなっちゃったらしょうがないよね、その日からのゼロスタートだよね。もぉーーー。 なテレマークスキースクールが今季より展開、いやスタートします。大丈夫な方どうぞ。 11/25 敬具