ハイドレーションという考え方
ハイドレーション、日本語にすると「積極補水」。読んで字の如し、積極的に水分を摂取しましょうということです。ちなみに「積極的に」ではありますが、摂取(飲み方)は「ちょびちょびと」・・というところがコツであります♪
人間の身体の約66%が水分ということです。そしてその全体量の1%が失われると、「喉が渇いたなぁ〜」ということになるわけで、これがすでに脱水症状の始まりといわれています。
さて余談ですが、「生ビールならジョッキ一杯すぐに飲めちゃうのに、これ水だったら一杯飲むの大変だね〜」なんていうのはよく言われることです(ん!?)。そうなんです、水はそんなにたくさん飲めるものではありません(キッパリ!)。ですから運動中、水分補給に感心がある人が度々休んで水分を摂取したとしても、案外必要摂取量の60%しか摂れていない、というデーターが出ています。感心のある人がそうなのですから、関心ない人はまず脱水まっしぐらなわけです。
また一気飲み(お酒じゃない)に関してですが、身体(小腸や大腸)が水分を摂取できるペースは決まってますので、喉が渇いたからといってゴクゴクやっても、摂取されなくて素通りしてしまった分は積極的におしっことして体外に排出されてしまいます。感覚的にはいっぱい飲んでいるように感じてますので、「大丈夫!」と思い運動していると、でもだんだん運動性能が落ちてきているのは自覚できるし、ばててるなぁ・・・という経験は皆さんあるのではないでしょうか。
まぁよく言われることですが、「喉が渇く前に飲め」、ということがこの「積極的に」「ちょびちょびと」で実行され、それを実行しやすくするのがまぁ、下のキャメルバックというわけです。
運動と水分補給に関しては各文献、またはHPで検索して様々出てまいりますので、いろいろ見てみてください。
余談part2。羊羹や甘納豆で日本酒を飲みすぎるとひどい二日酔いになります・・。理由は簡単。まず飲みすぎであることは論外として(反省)、糖分の濃度が高いからです。水分は口から入って胃を通過し、小腸・大腸で身体に吸収されます。さてこの胃を通過する・・ここの部分が問題であって、糖分が高ければ高いほど通過する速度が遅くなる・・というのです。羊羹で日本酒をやってしまったあかつきにはですね、きっと通過するどころか沼のように溜まってしまうのではないでしょうかねぇ・・・あの二日酔いのひどさから察すると・・・。えぇー、余談でしたが、ですので運動中、すぐに水分を入れたい場合、甘いものは小腸や大腸に達するまでに時間がかかってしまうということです。
自転車や春スキーの場合ですが、電解質や糖の補給ということでよくスポーツ飲料を詰めている方を見かけますが、「電解質や糖は休憩時に食物で摂り、水を常時ちょびちょびと摂る」式にしたほうがよいと思います。水は怪我したときにも使えますので!
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*写真転載使用了承済み