一日置きに通うと片道180キロも慣れるのだろうか?麻痺??ということで今日も4時起きですんなり滝の小屋下駐車場。視程30メートル。つまりは真っ白け。。とそんな状況下にTさん到着。雨は小止みで結局歩き出しから終わりまで一度も降らず(ラッキ〜!)、でも始終雲の中は変わらずで風もあり。おかげで涼しくもあり、一言で言い表すと「快適」。とそんな状況で八丁坂を上がり河原宿、そしてリクエストいただいた月山森方面に。木道を中心としたここの雰囲気、いいですね〜。向こうの千畳ヶ原の雰囲気もあり、また今は雪渓もあり。滝の小屋裏と比べ、雪面の凸凹は小さく低く、晴れてたら格好のゲレンデ想定。チングルマの群落も見頃。下山の八丁坂ではハコネサンショウウオがちょろちょろと。さて今回の山行の核心部は滝の小屋裏雪渓の上り下り。もちろんスキーではなくて登山靴での。。。苦手意識のTさん、上り急斜面では本人曰くのプチパニックにも・・。んー、これはやはり慣れ、ですね。定石できちんとしたアイゼン付けるも一案。一般山行ならMt..daxの6本爪あたり。イメージのアイゼン、ザクリ!と突き刺す感じで微動だにせず。一方他案、というか自案はズリズリ系を。軽アイゼンと呼ぶよりは「滑り止め」。写真のものはカカトに装着するタイプ。重量は180g程度。ザックの底にいつも装備。こんなでも無いよりはマシ、というかなかなかのスグレモノ。もし、慣れに費やす時間があるのであれば、こんな軽装備を足がかりに何度も上り降りを繰り返し、最終的には装備なしである程度移動できることが目標に。止まっていられる限界点を知り、滑りだすポイントを知る。ここ大事!はじめからしっかりしたアイゼン付けちゃうと分からない。アイゼン・ピッケル・滑落停止訓練もその前段階にケツそりや靴滑りを重視するのと一緒。歩き方は日本古来ナンバ歩き(参考:1 2)がアイゼンワークにぴったりフィット。硬い残雪に登山道が近いこの時期、案外とアイゼンワークを練習するのに適期なのかもしれませんね。 2012年7月13日
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