絵を見るタイミングは、寝ての起き掛けがまずベスト。次に良いのは外のテラス席、1時間ほどかけてサンドウィッチとギネスを楽しんだ後。いずれにしろかなり『ぼぉーっ』としたコンディションで絵の前に立つといい。美術館側、寝椅子なんかで昼寝できるスペースがあると「分かってるな」と嬉しくなるし、カフェにアルコールを置いてるとまずマチガイナイ。そういった意味で安曇野の「ちひろ美術館」は大満点。『日本にもこんな美術館、あったんだ・・』と感動のあまり涙したことを思い出し・・あはは。超個人的、絵の観方。絵の前に立つまで時間、掛かるのよね。
そんなこんなで今日は絵の前に立つまでに6時間以上・・・ぶひっ。朝5:58分の内陸線に乗り、最寄の駅浪岡駅に着いたのが11:50。移動中はひたすら読書につき頭の中にキンチョーは無し。電車いいね。そこから歩いて20分。常田食堂のチャーシュー麺でお腹もバッチリ。美味しかったです。常田健美術館では僕一人。なんのキンチョーも煩わしさもなく絵に対峙。「・・・・・」「・・・・・」「・・・・・」 ヤラレマシタネ。沁み過ぎ。静か。に離さない熱情。を外に発露しない。エネルギー。農。土。感謝。怒り。お腹一杯、受けるハードが足りません・・。のでまた来ます!青森の本鮪丼、お預け。帰路は本も読む気にもなれずぼんやりと窓の外。りんご。彼の描いた景色。岩木山。んー、青森。そして内陸線沿線は日が落ちるとこれほどまでに漆黒、闇なのね。コレは一両のみの流れる発光体。その中に今自分は居る。貴重過ぎるぞこの体験、内陸線!  2011年10月6日
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