「POWDER MASTER」
救助用簡易組み立て式スキー担架兼橇キット
2005年1月21日
従来の自作担架兼橇「怪我したトタン」も、その組み上げの素早さと簡潔さから、「んー、なかなかの優れもの!」的な評価は一応していたものの、最大問題点といえばその大きさだった。45gのザックにはロールして収納出来ても、これが25gのものでは収まらない・・んーー、と悩みながら、「いつでもどこでも45gのヒト」となっていたわけだが・・。
さて、このキットはといえば総重量1050c(軽っ!)。おまけに収納も「コンパクト」・・とまではいかなくとも、実用のレベルからいくと充分に「携帯性がある」といえるサイズ。
ま、とりあえず実験してみなくては始まらないと思いたち、発注、そして今日届いて早速組み立ててみた。
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このキットの購入動機となったカタログ文句がこれ、「スキーのエッジは適当に角度がついていて雪面を捉えた状態にセットされますので・・」と。要するにプルークしたときと同様、ハの字で双方インエッジとなるところがミソ。橇の操作性は良くなるはずだ。
シートと板の間に空間ができるため、傷病者は痛さや冷たさから随分と開放される。寝心地(?)はキャンプで使うパイプベッド並!
裏返しても拠れたり緩んだりしない、なかなかしっかりとした出来のようだ。あとは雪上の搬送でどれだけ強いのか・・、月曜日にでも実験してみよっかな。
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