ツール・ド・まほろば@佐渡 下見の巻
2004年5月12日ー14日 晴れ-雨ー晴れ
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昨年来の念願であった佐渡ステージの開催に向け、まずはひととおりの下見・・・まぁとりあえずクルッと一周でもすればだいぶ様子もわかるでしょう〜♪・・と、いつもの面子が早起きして直江津港へ。
直江津港から佐渡の小木港まではおよそ2時間半。料金は大人2等2060円、自転車1300円・・ということで片道合計3360円。往復割引は無くて、もし輪行したとしたら手荷物代500円になるとかならないとか・・ん?
あとターミナル前の駐車場は有料駐車場のみで、1時間100円。24時間2400円・・48時間4800円・・きっちり70時間まで100円/1時間が適用され、70時間以上は何時間経ってもでも7000円!要するに上限7000円ということなのだけど・・ちょっと2泊3日の駐車料金としては「・・・・」である。出向時間まで余裕はなかったが、遠くに車を停め自転車でターミナルまで走ってなんとか間に合った。こちらの駐車場は0円♪
さてさて自転車は一番最初の乗船に。
今回同行のアツシ君はテント泊。彼は20日より台湾・タイへと自転車旅行に出かけることになっており、今回の佐渡はそのテスト行。大きな荷物はさながら行商自転車のようでもあり、一見してそのバランスの危うさが見て取れるが・・果たして大丈夫なのか(笑)?
こちらは師匠、走りながら「ジィーー・・」っと眺めてる先こそ佐渡の最高峰金北山(1173)!
「師匠、あれがいわゆる佐渡のチマコッピですか!?」
「おぉ〜、チマ・コッピ(嬉しそう)♪♪」
「・・・・やば・・余計なこと言ったかな・・」(嫌な予感・・)
長手岬にてしばしマッタリ・・♪
(突然)「ぉぉぉぉおおーー!振り返ってみるとア、アレはまさにチマコッピ!!」「コ、こっからスタートしたらまさに海抜!!うぉぉぉぉおおーーー☆▲□!」 (いきなり師匠、わざとらしく叫ぶ)
「・・・・やっぱりそうきたかぁ・・・」
で、しょうがなく・・・(笑)。
この相川から金井までの「大佐渡スカイライン」、結果的には敗退となりました。大幅に甘く見てました・・。もんの凄い勾配でした。・・・泣きました。
「俺たち・・・一周しに来たんだよね・・・佐渡・・・」
「・・・だね。」
「なんで佐渡まで来て・・・・登ってしまうわけ??」
「県民性(笑)」
「性(サガ)・・」
「チマ・コッピ・・(遠い目)」
後方の景色は佐渡のくびれた部分「佐和田」周辺。ここから反対のくびれ部分「両津」までの国道350号がほとんど平であることが上から眺めると良く分かった。
初日の激走に乾杯〜♪
宿泊は尖閣湾のYHベルメール。YHであることに多少気を使いながらも今日の敗退話をつまみにビール→日本酒へとスピードだけトップギアで進み撃沈・・。
翌日はお昼から100パーセントの雨予報!・・ということで一周を止めにして晴れてるうちにと両津まで移動。
真剣に走ったせいか午前中、しかも早い時間のうちに両津に到着。ささっと温泉民宿に宿をとり、向かった先は「天領盃」の佐渡銘醸。師匠の関係もあり、今回は酒蔵によく立ち寄りよく試飲させていただいた。そしてこの試飲が引き金となり、まぁ昼からのハッピーアワー突入〜♪♪ということとなり、せっかく濡れずに無事両津までたどり着いたのに、回転寿司に長居してしまったせいで、結果ビショ濡れで帰るハメとなる(笑)。
最終日3日目は両津〜小木間、およそ60キロを走って終了。走行距離としては初日85キロ、2日目50キロの計195キロ。
一周がおよそ280キロというから・・・んー・・まぁいろんなところにも立ち寄り(過ぎ)ながら、下見しながら・・チマコッピにもチャレンジできたし・・概ねの様子は見ることの出来た旅でした。次回(近日)はロードにて上陸、一周とチマコッピを組み合わせたステージを試走、どのような具合かまたレポートしたいと思います!

★ 佐渡はよく「コンビにや食堂が無い」と記録にありますが、一周だけするとそういった感じを持つかもしれません。事実、量販店やチェーンレストランの概ねは「佐和田−両津間」国道350号線沿いに集中してあるため、ここを通過しない旅行者には前出のような感想となるわけです。ちなみに一周路線には数えるほどしか信号も無く、しかもさすが新潟県!道路の舗装もバッチリ・・ということで非常に走りやすい印象を持ちました。一周は基本的に時計回りで行なうと左側通行、ずっと海岸寄りを走れるので良いかと思います。
★ 大佐渡スカイライン(通称:佐渡のチマコッピ)は今回相川側から入り、佐渡金山前を通過して行ったわけですが、ここは泣きました・・。さすがに自分は信州のスキー場に住んでいる身として普通の人よりは坂に慣れてると・・・まぁそんな自負をいくぶん持っていたわけですが・・泣かされました。「ゲキ」でした。師匠もやられてました。空身のアツシ君@屈強の20代も朦〜朧としてました。リベンジ、ここだけのため佐渡まで行く価値あり!・・・そんな大佐渡スカイライン、お好きな方、近々一緒にいかがでしょうか(笑)!
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