革靴で使うスキー板はビィンディング直付けプレート無しが良いのでは・・・と、いろいろ試してみてそう思いました・・・の巻!!
2004年1月23日 軽い雪の豪雪!
さてさてどうしたわけだか最近雪が降ると細板&革靴がマイブームな自分。幸運なことに細い板のストックは充分にある(笑)。革靴はスカルパのビンソン、紐締め。
これまでは大雪になるとファット板を持ち出し、もちろんプラブーツでバフバフやってたものの・・スキー場に住んでいるせいもあるのだろうけど・・すぐ滑りに「飽き」を感じていた。
そこで先日のこと。大雪の日に昔の細板を持ち出した。ブーツは革靴。テレマークスキーを始めた頃の仕様そのまま♪その当時のパウダースキーイング(死語?)の感覚、苦闘、ふらふら度合い・・・全てを思い出しながら滑り始めるとこれがまた!昔と比べるとまったく別次元(ちょっと大げさ)の滑りとなっていた・・・正直、驚いた!
たぶんだけど、道具の進化に平行して進化した今のスキー技術(プラブーツでの技術)・・ってのがあって、それで乗ったから上手く乗れた・・・のではないかと・・。要するにプラスチックブーツで乗るように乗ったということです!
またこれが細板だから沈むと思いきや、全く逆で浮いてくるんですね!これは革靴がローカットだから浮いてくる動きを足首の動きで受け止められるせいではないかと・・。プラスチックブーツならプラの剛性で下に押し付ける力が働くところ、そこをうまく逃がせるというかなんというか・・・やんわりなんです♪
やんわりだからやんわり〜と乗ると「ふわぁ〜〜〜」と浮いてくるんです!そして雪面の凹凸が足裏を波波(ナミナミ〜)しながら通り抜けて行きます(意味通じづらい、感覚の領域・・)。運動自体は「ふんわり、ふんわり〜♪」、プラブーツより何テンポも遅くゆったりとした感じ。
・・・んーー、乗っていたリフトが緊急停止して椅子が上下にふわんふわんとした状況、その感じ!・・・・あ、さらに分かり難くなってしまったかな(笑)?
--ZAP--
で、本題!たまたまevolutionの板を買ったのでいろいろとビィンディングを替えて乗り味を試してみた。最初は4本ネジ止め20mmプレートの上に3ピンを。これは要するに高下駄になり角付けが強まるかと思いきや、皮製のコバ部分に捻れ方向の負担が掛かり過ぎて強度的にイマイチ。前出の足裏の「ナミナミ感」も薄い。プレートそのままに上の3ピンを外し、チリコブラを取り付けプラブーツで乗ってみるも、これは「ふわんふわん感」が無く面白みに欠けるので即却下。結局3ピンを直付けにしたら両方の感覚が楽しめて全て○〜♪硬い斜面では乗らないことにしたのです、なはっ!
ちなみになぜビィンディングをワイヤー式でなく3ピン式(上写真右)にしたのかというと、まぁ、好み・イメージもあるのだけど、主には実用面。革靴に被せてあるゲーター(右写真)の先にちょろっと出ている部分(赤色↓)があって、ここをしっかりと留めておくためには3ピンの押さえが一番なんです。
ここの押さえがしっかりしていないと、右写真のように滑っている最中にゲーターがめくれあがってきたりする場合があるわけで、赤色↓の部分はそういった役割の部分なんですね(へぇーーー)。プラブーツから始められた方にとってはマニアネタだったかな(笑)♪
さてさて細板と革靴の組み合わせ。趣味として気分の乗ったときに使う程度かなぁ〜と思ってたわけなんですが、どうやらメインとまではいかないもののかなりの分量で今シーズンは使うことになりそうです。スキーは技術と道具、全く奥が深くて興味深いモノですね!!
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