山サイ・・・ どの段階から「山サイ」という区分になるのか定かではないが、行動様式が登山であって、そこに自転車が付帯していればおそらくそれが「山サイ」・・ではないかと思う。サイクリングどころか押すことすら困難な環境にあって、重量のある自転車をわざわざ担いで山道を登る。そこに下りを楽しもう!というダウンヒル系快楽の展望は薄い。概ねであるが、担いで登らなくてはいけないところはまた、担がなくては降りられないものだ。今回、全行程の5分の1程度の乗車率であったような徳本峠であったが、果たして乗れなくてつまらなかったかというと、その反対で乗れた充実感が記憶の多くを占める。不思議な感覚である。これまで自転車は手段としての道具であったが、ここにきて友人・パートナーとしての存在価値を見出すに至った・・・といえばおおげさだろうか(笑)?新たな価値観を得たことは確かである。以下は山サイ初日にして体感したことを箇条書きにしたものです。参考になるかどうかは分かりませんが・・・。 |
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★ペダルはSPDではなくてフラットペダルにて ★シューズはハイキング・登山用で ★サドルは低く ★自転車は軽く ★軽さのためならFサスいらないかも? ★軽さ・メカトラブル回避のためRギアいらないかも?前1枚後ろ1枚(笑)! ★ボトルゲージ等フレーム付帯品は取り除く(担ぐため) ★カーボンフレーム逝っちゃう可能性あり(岩が割れたて鋭角なため) ★自転車から左右同様に降りられなくてはいけない ★自転車を左右から同様に押せなくてはいけない ★担がないと登れないところは担がないと下れない(道理) ★押さないと登れないところは半分以上押さないと下れない(テク不足) ★乗ったり降りたりを繰り返すとペースが掴めず意外に疲れる ★そんなことをしているうちにただ歩くより時間的に遅くなる ★自転車を荷物としてとらえる感覚も必要 ★企画・メカ等において戦略的であり、はまる可能性大! ★そうなるとおそらくraizin系か? ★結果専用をもう1台ということになる(笑) ★最後に怪我・事故が恐い。登山のつもりでバックアップをとるべきである |
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