突発的超ショートツアー!@神の田圃 栂池
2002年2月26日 曇り


さて、今日のお客様はMOOSEの講習会などでもおなじみのKさん。「どもども・・、今日のテーマは?」、なんていつものようにリフト上でのブリーフィング。ひょんなことより、テレマーク歴10年にしてツアー未経験であることが判明。「マジっすか!!」という僕に、「マジなんです・・」、と答えたかどうかは定かではないが、とりあえず「ではでは・・」ということで一旦まほろばに戻りツアー装備にて再出動。こういうときの行き先、やはり神の田圃なんですね!
さて、初ツアーということは初シール!皆さんも思い出してみてください。あの初シールの登る不思議さ心地よさ。「登りますねぇ・・!」とはまさに実感。ハードパックされてる林道をサクサク歩くこと15分。神の田圃に到着してまずしたことといえば「クラストチェック」。歩いてて「バスッ!」と音がするそのクラスト厚さたるや50ミリ(上写真)!「これがクラストなんですねぇ・・」と、「だからどうなの」的笑みを浮かべる彼女?んんん〜、確かに滑ったことが無ければ、そのなんたるやもなんたるものなんですねん・・ハハ?「ほいじゃまあ、ちょっとだけ上がって滑ってみましょうか!」
「楽しいぃ〜〜〜っ!!」と絶好調のターンを決めて滑り降りてくる彼女。なんとさすがに5センチもの厚さのクラストです。全く割れない、ということになるとそこは単に木の生えた滑りやすい整地・・。スゥーッと華麗なテレマークターンを決めて彼女が一言、「クラストって滑りやすいですね!」。「・・・・・・・・・・なんか違うなぁ」、と僕(笑)!
帰りしな、ゲレンデにてセッケイカワゲラを発見、手にとって観察。左手親指の付け根に反射しているのがそう。ちっちゃな虫なんですが、これが雪上に出だすと春かなぁ・・なんて思い・・いやいやまだ2月っ・・・んんんん〜暖かすぎるぞ全く(怒)!と、そこへ「雪が柔らかくて滑りやすいですねぇ〜〜!」とKさん。クラストといいベチャ雪といい、どうやら彼女の周りでは全てが良い方向に働いているようである。夕食後、ナイターに出かけたことは言うまでもない・・ハハ!