突発的!白馬岳日帰り往復、白馬大雪渓全力疾走最速下山ライク・ア・ローリング・ストーン♪小雪渓からのお花畑はやっぱりみごとだなぁ〜、の巻?
2001年8月6日 晴れ


ここ数日グググッと気温が下がり、朝晩は涼しいというよりも寒い栂池。先だってまでの「暑いねぇー!」という挨拶がもう遠い昔のよう・・・でもないけど(笑)、ということは山の上はもっと涼しいわけで、聞くと白馬山頂の今朝の気温は4度とな!!「うひょー、高山植物終わるぅー!」ってんで、同じく焦った入江氏@ラスティックさんと一路白馬岳へということに・・・
6時に迎えにきてもらい、コンビニ寄って7時猿倉出発。平日にもかかわらず、駐車場一杯、当然人も一杯はさすが夏休み、メジャー最前列の白馬大雪渓!1時間で雪渓出会い到着、軽アイゼンを装着しながらひんやり風を楽しむ。驚いたのはこの時間で既に、見えるはるか上のほうまで人の列が出来ていること!「こりゃ時間かかりますかね?」「かかりそうやなぁ〜」「抜くなら雪渓ですか?」「がんばろか!」
そんな調子で、どんどん集団を追い抜いて小雪渓到着。予想通り例年に比べ雪の消えは早く、ねぶか平下の急斜面から雪の無い状態。ここら辺からぼちぼち高山植物が出てくるので、お互い辞典片手に花の観察&ゆっくりモードへと。左写真、見上げているのは杓子岳。遠くから眺める平たい稜線は、大雪渓、近くから見上げるとなかなかの鋭角的迫力の岩稜!「あそこ、滑れるんちゃう?」なんて花とスキーの話題であっという間に白馬山荘着。すかさず生ビールにて乾杯&昼ご飯!ちなみに生ビールは860円、ラーメン1000円、フライドポテト740円、もつ煮は・・・。充実の品揃えにクラクラしながらも、「今日は日帰り、今日は日帰り・・」と念仏を唱え、欲望を断ち切りビール一杯のみにて下山!(エライッ)
さて下山といっても、大雪渓を下山するのは実は初めて!スキーで滑って・・というのは何度もあるものの、いつも夏山は栂池か鑓温泉に抜けちゃうので。「結構距離ありますよね!」「あるなぁ〜」「結構時間かかったりして?」「かかんなかったりして!」「走る!?」「チョッカリッ!」「ウヒョーン!」と走り出す二人・・ッガガガ・・およよ・・オッ!・・おおぉおぉぉお・・おぉおおお、おぉおおお!・・・誰か停めてぇ〜ぇぇええ△☆!・・・で20分にて出会い到着(笑)!「早かったねぇー」「スキーより早いんちゃう!」「でも膝ガクガク」「腿もプルプル!」「膝、熱もってる」「僕も!」「でもまだ1時間歩かないかんよ」「やっぱし」「やっぱりなぁ〜・・」。きっかり1時間後駐車場到着。明日からの筋肉痛が懸念されるも、楽しい山行でした。誘ってくれた入江さん、ありがとうございました!
★白馬大雪渓下部はミソガワソウが、中部はキンポウゲ・クルマユリ、上部小雪渓お花畑ではハクサンフウロ、イワオウギ、トリカブトが元気良く咲いていました!今年は7月の時点で花が早いと思ってましたが、やっぱり早いですね。お花の写真を撮ろうという方は、例年より2〜3週間早くに予定を繰り上げたほうがいいようですよん!
★ちなみに去年の日帰り三山一周の模様はこちらです(重いかも・・)
★今夏の白馬岳登山は8月25日(土)〜26日(日)に行います。翌日は蓮華温泉に下りて温泉に入ります。ご希望の方はこちらの詳細をご覧ください。