残雪の風吹大池・・そろそろ竹の子かなぁ〜、なんていうわけで、まずは竹の子汁の巻!
2001年6月11日


あいにく今日のお天気は始終ガス・・。雨と霧の中間のようなお天気の中歩く事1時間半、全くもっていつもどうり静かな風吹大池に到着!池の周りにはまだ雪が残っており、「これ晴れてたら綺麗だったろーなぁー!」なんて思いながら上の草原に。日当たりのせいか、草原の木道はほとんど出ており、またいつものように、そのまん真中で弁当&ヒルネ!「やっぱり風吹だな・・」と独り満足し、下山へ。今回は北野集落から上がってきたのですが、所々に残雪があるだけで、道自体はしっかりわかります。サンカヨウやイワカガミ、ツツジ等々、咲くべき花がしっかり咲いてて、何も変らないことに再び安心安心!
さて、風吹の花や紅葉は去年お伝えしてあるので、今回は竹の子のお話!右写真はこちらで言う「根曲がり竹」。場所によっては「姫竹」とか「・・・・」なんだったかな、いろいろと呼び方があるようですが、本来は「チシマザサ」。美味しいものは皮が薄紅色で太く、ちょっと曲げただけでパキンッ!と折れるもの。こちらではサバの水煮缶とで味噌汁にして食べるんですね!
山菜といえば、採ったその場で食べられる簡単派と、結構手間のかかる派に別けられると思うのですが、根曲がり竹は前者の代表!写真のようにまずナイフで縦にスウッと切れ目を入れてあげます。その切れ目から皮をはいであげればこんな感じ・・(ポインターを写真の上に置いてください!)
あとは竹の子を適当な大きさに切り・・・縦横斜め袈裟切りぶった切り等どう切ってもよいのですが、写真のように竹の子を持ち、ナイフを走らせスッと切れないような硬いところは入れない・・・、そして茹でて、チラッと出る「あく」を取り除きます。
もともと硬くはない竹の子です。あまり茹ですぎないうちにさば缶投入!これはあらかじめほぐしたほうがいいですね・・。そして味噌を溶いて出来上がり!!
「アツアツ」を「ハフハフ」して、味噌・さば缶・竹の子、神秘のマッチングを堪能。誰が思いついたんでしょうね、この組み合わせ(!)。杏さんは問答無用の二杯目突入、ビール飲んでる僕はどうやら出遅れている模様で・・・(笑)!竹の子はこれから季節です。どこでも採れるというわけではありませんが、採ったその場で食べられるお手軽さがいいですね!今回は「根曲がり竹」っした!!
蓮華温泉方面に向かいながら竹の子を採って、外の露天風呂に入りつつ、竹の子汁で乾杯・・ってのも・・・シッシッシ!